みとめること。
恵比寿スマイルズの8つの想いのひとつです。
自立した人間に子どもを成長させるには親が子どもを認めることが何より大切ですね。
なぜなら、親が子どもを認めることで、子どもの中には揺るぎない自己肯定感が育まれるからです。
何かができた、というときに褒めてばかりいると、
子どもからすれば、何かができないと評価をされない、
何かができない自分には価値がないのではないか、
という意識を持ち始めてしまいます。
褒めることはとても大切なことですが、褒め方もなかなか難しいのが現実です。
何かができなければ親から愛してもらえないというのは、
子どもにとっては耐えられないことですよね。
最終的には褒められなければ何もやらなくなったり、
人が見ているところだけで頑張ったりするというような
歪みが子どものなかに生じてしまうことにもつながりかねません。
それでは、認める行動とは、どのようなことでしょうか?
認めることには、何かができたからという理由などは関係ありません。
子どもの存在そのものを肯定すればいいのですから、
あなたが生まれてきてくれただけでわたしたちはうれしいと伝える。
それが、子どもを認めるということなのです。
子どもに、あなたのことをちゃんと見ているよ、気にかけているよ、という気持ちを伝えることだけです。
簡単なことですよね。
でも、この簡単なことができていないのが現実なんです。
親にみとめられている体験が不足してしまうと、
他人のことを認められず、人の意見を聞かず攻撃するという行動にも出てしまいかねません。
社会性のない人物に成長してしまいますね。
重要なのは、親の子どもに対する関わり方ですね。
子どもが何か失敗をしてしまったときには、どうすればよかったと思う?
次に生かせることってなにかな?と冷静に建設的な対応することが重要ですね。
決して威圧的に怒りを子どもぶつけてはいけません。
子どもが、自分自身で失敗を受け止め、乗り越え、
次の機会に好結果を生むための方法を考えるという
セルフコーチングが徐々にできるように導くことが重要ですね。
みとめること。
今から実践いたしましょう!